新鮮・採れたて情報 2021.12

大阪育ちのこころちゃん通信 (50)

フグの混入にご注意!〜安全に提供しましょう〜

今年度、スーパーなどで販売された小魚(豆アジ等)の中に毒性のあるフグの幼稚魚が混入する事例が全国的に多く見られています。フグは内臓や筋肉にテトロドトキシンという毒を持っていることがあり、幼稚魚であってもテトロドトキシンを誤って摂取してしまうと、しびれや麻痺が起こり、最悪の場合には死に至る可能性があるため、一般消費者に有毒部位が除去されていないフグを販売することは食品衛生法により禁止されています。
小魚を盛り付けする際には目視検品をしっかり行い、複数の従業員でチェックをお願いします。また、フグには雑種が多く見られることもあり、判別することが難しいことがあります。見た目の異なる魚を発見した場合には、安全のため除去しましょう。
安全においしく食べていただくために、引き続きフグの適切な取扱いをお願いします。大阪府ホームページ「ふぐの取扱いについて」
http://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/hugu/jorei.html

ちょっとブレイク

すしなにわのグルメライターオヤジのけいちゃんが、
大阪の食事情や地域、お店のお話など紹介します。
NEWSすしおおさか すし屋万歳コーナーよりと食の巷間談義・・・

  • ふと気がつくと、百姓さんの家、漁師さんの家。我々から見ると御殿だ。車は家族一台ずつ有るし、明日の生活など何の心配もない。貯金も山ほど有るし、「都会であんたら何してんねん」と。
    聖徳太子から福沢諭吉を経て、渋沢栄一に変わる一万円札。何か納得いかない所は有るが、「百姓を一番大事にしろ」と言った聖徳太子の心が、やっと実を結んだ感有りだ。
    これでいい。しかし明眸皓歯には勝てなかったといった渋沢。人生、落とし穴はいっぱい有る。
  • 小さい平目を活魚屋が運んで来た。なぜか表皮に小さな白い斑点が5ッ位有った。ちょっと気になったが、それから急に平目が暴れ出し、ひっくり返った。すぐ締めてすぐ捌いたが、皮目は赤く出血状態だった。何かの病気だと直感したが、一週間程間をあけて、大きめの平目を入れると、またトタンに暴れ出し、また表皮のウロコが浮いて変色した。捌いたが、表面は赤く出血していた。
    魚屋に問いただすと、「きつい斑紋病かもしれない」と。急に病気が発生するので、養殖業者もどんどん強い薬を餌に混ぜ、さらに強い病気が発生するのが現実です。
    ぞっとした。コロナみたいな病気が魚も!!人間と一緒だ。人間だけ、要領良く生きる事は不可能みたい!!
  • 十二月七日(火)病院の帰り、午後2時30分〜3時の間、友人とアポロビル横の「居酒屋フジ」に立ち寄った。
    まだ昼の定食を食べている客もチラホラ残る中、30分程並んで待って入店した。満席で有る。コロナの後、客足が戻らず、昼も夜も大変厳しい営業を続ける中、目の前の景色は全然違う世界だ。ア然とした。大安売りとか飲み物無料とか、ホールが超美人とか、女将の愛想が良いとか、全然別の話だ。
    経営者自身が培ってきた根性、目標にしてきた生き方、親からもらった人徳、すべてが花開いている。「儲けてやろう」とチラッとでも思うと、客は逃げる。無欲で精一杯働いていると良くしたもので、客は可哀想に思って、土産を持ってどっさどっさと利益を持って来てくれる。
    こんな生き方、親に教わっていたのになあ!!