新鮮・採れたて情報 2022.2

大阪育ちのこころちゃん通信(51)

テイクアウト・デリバリーを始める飲食店での食中毒予防について

テイクアウトやデリバリーでは、店内飲食に比べて調理してからお客さんが食べるまでの時間が長くなるため、食中毒のリスクが高まります。
手洗いや調理者の健康管理など普段から行っている衛生管理に加え、次の点にご注意ください。

【衛生管理のポイント】

□テイクアウトやデリバリーに適したメニュー、容器を選定しましょう。

  • 鮮魚介類などの生もの、半熟卵、レアなお肉などの提供は避けましょう。
  • 水分を切る、よく煮詰める、浅い容器に小分けするなど傷みにくい工夫をしましょう。
  • 使用する容器は、油や酸への適性など、メニューに適した材質の容器を使用しましょう。
  • 容器は、埃や異物等が付着しないよう衛生的に保管しましょう。


    □お店の規模や調理能力に見合った提供数にしましょう。
  • 注文を受けてから調理するなど、食べられるまでの時間を短くする工夫をしましょう。
  • 容器への盛付は、清潔な場所で行いましょう。


    □調理後はすぐに提供しましょう。
  • 食中毒菌は、20〜50℃の温度帯でよく増えます。
  • 持ち帰り時の保冷剤の使用、保冷・保温バッグによる配達など、適切な温度管理(10℃以下又は65℃以上)ができるよう工夫しましょう。
  • 購入した食品は速やかに食べるよう、お客さんに伝えましょう。


    □食物アレルギー等の情報提供に努めましょう。
  • 持ち帰って食べるお客さんにも伝わるよう、口頭、店頭掲示又は容器にシールを貼るなどの方法で、食物アレルギーや消費期限、保存方法などの情報提供に努めましょう。

ちょっとブレイク

すしなにわのグルメライターオヤジのけいちゃんが、
大阪の食事情や地域、お店のお話など紹介します。
NEWSすしおおさか すし屋万歳コーナーよりと食の巷間談義・・・

  • お客は女性9割(に見える)。二人連れ、グループ全て女性陣。まだオープンして2年くらいか。ホワイティうめだで、ぐる〜っと一周する程並ぶ店が有る(博多、第三ビルの下にもある)。それが午後2時〜3時くらいから行列が始まるのだ。
    皆様もSNSとかで良くご存知かも知れないが、「さしす」と言うすし酒場だ。コロナでシャッターを閉めている所が多い中、客が殺到しているのだ。それは異常なほどだ。並ぶ人には皆先に、メニューを渡している。レジと直結した明朗会計。これも女性には効いていると思う。でも看板がすし屋で、こんなに女性達が来るというのは、未だすしは永遠のヒット商品なのだ。皆が注文しているのは、「とろ鉄火巻」、「トロサーモン巻」、赤えびを重ねている「エビ7」。どれもものすごい量だ。とろなどネタに切ると、8〜10カンは切れそうなくらいだ。他の一品も安価でユニーク。どれひとつとっても、『女性が満足ゆく』に徹底している。鱈腹食べて飲んで、一人3000円くらいか。これは繁盛するはずだ。
    皆さん、一度は行って下さい。商売のいろはを再認識するはずです。
  • 海の表面がざわめいている。小鯵が走り、いわしも。さよりが群れで、プランクトンを追いかける。ホタルイカが山陰で初出荷。鯖もボチボチ体の脂を落とし、スリムに。公園では紅梅が満開で、他の草花も咲き誇る準備でやっきだ。桜も蕾を大分ふくらませてきた。鳥や虫達も嬉しそうだ。自然の営みは、常に正確なのだ。
    人間は風が吹けば台風だ、雨が降れば洪水だと大慌て。そして意見が違うと、今度は戦争だと殺し合う。主義主張が違うと言う事は、そんなに大変な事なのか。人間一人一人、皆違うのではないか。領土と言っても、元々地球の持ち物やで。お前のもんと違うで!!
    少しの間(一億年位)静かに落ち着いて楽しんで生きてみませんか。今は最高です。
  • 青年研究会の会合で、東京のトップを走る経営者の話だった。『高価で美味な魚達を、毎日身を切る思いで握ってます。必死で商いをしております。ご賞味下さい』。
    商いは牛のよだれ的だったらダメ。一年決戦と決めて取りかかれ!! 勝負はそんなに時間はかからない。一瞬ではないが、その覚悟だ。他店とは絶対的に勝っている商品を作る。商売で儲けようと思うな。原価を気にするな。女房を働きに出してでも、なんとか食っていける程度にしとく。それくらいの商いをしてたら、客は黙っていない。食べに行かな損となる。噂になり、メディアが騒ぎ、繁盛店に。こんな方程式だ。
    アッ、そうか。商売は意外に簡単。ぜひ今からでも、すぐ。