新鮮・採れたて情報 2022.7

がんばってます 此花支部 寿司割烹やっこ

各種定食メニューが人気
長崎での丁稚奉公から大阪で60年

JRゆめ咲線・安治川口駅周辺は大企業の工場が多く建ち並ぶエリア。隣駅はユニバーサルシティ駅で、朝夕はUSJ利用客で混雑する。駅から徒歩約10分、北港通の島屋交差点にある「寿司割烹やっこ」。出迎えてくれたのは、店主の池田栄さんと、妻の保子さん。お二人に創業からの話を聞いた。
お店は、保子さんの父が大阪ガスを定年退職後、職人2人を雇い、昭和37年8月に現在地で創業した。池田さんはオープンから1週間後に入店。池田さんは長崎県出身、昭和19年生まれ。中学生の頃からすし屋に奉公に行き、お店から学校に通った。先輩達に負けられないと一生懸命働き、3年後、大阪から来た職人さんが池田さんの働きぶりを見て、「よく頑張るから大阪に行くべきだ」と助言。当時17歳の池田さんは、紹介所を通して同店に勤めた。そこで出会ったのが、当時高校生だった15歳の保子さんだ。
池田さんがお店に入って2年後、職人が辞めてしまい、それから池田さんがお店の中心に。同郷から職人を2〜3人呼び寄せ、その後も職人を増やした。ここでも負けてられないと、2歳年齢を上乗せして、皆からアニキ、アニキと慕われた。
当時の此花地区は大手企業の工業地帯で、季節労働者が多かった。当時のすしは安く、お店は繁盛した。とにかく忙しくて、お皿にたくさん並んでいたすしを計算する余裕がない。そこにそろばんを持った保子さんが、パパパっと計算してお店を助けた。そんな保子さんを見て「これはいい!」と惚れ込み、昭和40年に結婚。池田さん21歳、保子さん19歳だった。
昭和50年、お店の近所にあった料理屋を買い、宴会ができるように改装。周辺の会社が宴会に利用しよく流行った。お店の前にタクシーが10台くらいずらりと並んでいたことも。

その後、知り合いの持っていた4階建てのビルも買い、1階・すしカウンター50人。2階・ラウンジ、3階・大広間、4階・20人ずつ100人収容できる部屋に改装した。
保子さんは「忙しくて帰れず、広間にベッドを置いて寝泊まりしていた。夜中の帰宅は子どもが起きるから帰るな」と、子どものお世話をしてくれていた保子さんの母に言われたそうだ。その後、この2店舗は大阪オリンピック招致や、道路の拡張工事で立ち退きになった。
この店も3年前に改装、2月28日にオープンした。改装は、厨房を少し奥へ移動し、カウンターを取りテーブル席にして客席を広くした。2人×3テーブル、4人×1テーブル、5人掛けの長テーブル×1。娘さんの提案で1階店内にメニューは掲示せず、すっきりとした印象に。2階は最大20人収容。宴会場だった3〜4階は、三女の香織さん家族が住めるようリフォームした。
お昼は、定食メニューがメイン。日替わり定食(800円)がよく出る。お寿司定食は握り8貫、小鉢、みそ汁、漬物付き(900円)。お造り定食は、刺身3品、小鉢、みそ汁、漬物付(900円)。お造り・天ぷら定食(1500円)は女性客に人気。お造り3品と天ぷら(エビ、イカ、白身、野菜2種類の計5品)で、夜もよく出る人気メニューだ。にぎり1貫は120円〜200円。人気はカンパチ、マグロ(各150円)、タイ、うなぎ(各200円)。にぎり寿司(930円)、にぎり寿司一半(1300円)、上にぎり寿司(9貫・2400円)なども。財布に優しい一品メニューも充実(200円〜海鮮サラダ800円)、飲み放題は90分1500円。客層は会社関係の方が多いが、近くにセレッソ大阪があるので、選手が食べに来てくれることも。
「会社が撤退して社宅もなくなり、跡地には新しい家やマンションが建ち並ぶようになった。会社関係の来店が減り、大手は自社で宴会をする。此花地区だけで以前は25軒のすし屋があったが、今は3軒と寂しい限り」と池田さん。
だが、22歳〜6ヶ月の6人の孫に囲まれて、二人とも孫の成長を楽しみにしている。以前は正月三が日だけ休んでいたが、孫の野球に付きそうため、毎週日曜日を定休日にした。今まで充分働いてきたからと。
営業時間は、午前11時〜午後2時、午後5時〜9時。次女の栄美さんが厨房とホール、保子さんと香織さんがホールを取り仕切り、4人で頑張っている。

【割烹寿司やっこ】大阪市此花区島屋1-1-37、TEL:06-6466-2520

ちょっとブレイク

すしなにわのグルメライターオヤジのけいちゃんが、
大阪の食事情や地域、お店のお話など紹介します。
NEWSすしおおさか すし屋万歳コーナーよりと食の巷間談義・・・

  • 女性から見たら、男は勝手で女遊びも止めない。仕事、出張、飲み会とやりたい放題。「金は俺が稼いでいる」とばかり、家事育児はすべて女まかせ。女でもストレスは溜まるで!! 文句の一つも言いたなる。それ解る。
    男から女性を見ると、女は「めんどくさい」。化粧ばかりして、パッパと動けとか、女は金がかかるし贅沢する。文句が多すぎる。気性が不安定すぎるとか、全く協調するところなど全然ないが、一度は無くてはならない出会いが有ったはず。
    男が理解をして、飲み込んで我慢しなければならない事が一つ有る。女性は生理の後先はイライラする、怒りっぽくなる。万引きもやりたくなるらしい。
    結論。女性の扱いは、一番難儀な事案です。できますれば、何不自由なく旨いものを食わして酒も飲まして、八方幸せに暮らす努力の方が近道かなと。
  • お金と言うもんは、追いかけたら逃げて行くし、欲しい欲しいと恋い焦がれても、少しも通帳には貯まらんし身に付かん。不思議な生き物だ。
    人間には元気で、一生涯全うする仕事さえ有れば大丈夫だ。金など一銭も必要ないのではないか。働いていれば体調も良いし、適当に腹も減るし、元気だとストレスもない。少量の酒も旨いし、医者にも行かんで済む。こんな循環が一番いい。余分な金などに、人生の邪魔はされたくない。
    退職して振り返って、年金と少々の小遣いが有れば十分だし、適度の運動と趣味の楽しみが有れば、最高の人生ではないか。なんで余分な金を欲しがるのかな。
  • 会社が脱税して、何万とごまかしても、最後の最後は摘発されてパー。嘘ばっかりつく国とは付き合いが出来ない。国民が嫌気をさして離れると、そこに又戦争を仕掛ける、共産国のルールか。
    我々は一瞬の命だけど、生まれさせてくれて有難うと、空気も水も何食べても旨い。これが生きている実感。命をつないで天国の喜びを感じる。こんな自然体の生き方、これで神に感謝をして死んで行けるのだ。
    スウェーデンの19歳、グレタ・トゥンベリさん。こんな純粋な子を悲しませてどうする。産業も大事かもしれないが、石油もガスも欲しいかもしれないが、踏み台の地球を壊してどうする。人間の欲望を、これ以上同調させたらダメ。辛抱、辛抱。
    子供、孫の為、しっかり生きよ。