HOME 新鮮・採れたて情報 新鮮・採れたて情報 目的別選択 大阪鮓 旬のネタ情報 旬のネタ情報 大阪鮓組合
おおさか
大阪・なにわのは美味しい食の宝庫です。大阪独自の食や流行、文化などの情報をお知らせしていきます。
せっかちで、おおらかで楽しい大阪を楽しんで下さい。
2015
頑張ってます 住吉支部 つり船・いわし亭
創業の大繁盛店 長男が引き継ぎ努力
Pict1「つり舟」は昭和38年、門口久治さんが創業。出身は兵庫県香住、中学卒業後、大阪の料理屋「なにわ」で修行し、28歳の時、信子さんと結婚し入り婿。信子さんの父親が経営していた八百屋と仕出し屋「門口商店」を引き継ぎ、山之内で「つり舟」を開店。東京オリンピックの年で、昭和45年の大阪万博へと大阪の好景気が続く。毎朝、木津市場で2トントラック一杯の魚を仕入れ、鮮魚店の商品を店ごと買ったことが伝説となっている。
支店「いわし亭」は昭和55年に開店したいわし料理を中心とした居酒屋。大阪で初めて泳ぎのいわしを三重県から仕入れ、大きな水槽に泳がした。マスコミでも取材され、開店2時間前から行列ができた。名物のいわしの梅天(ばいてん)は土・日曜日には200人超から注文、2・3階の広間では合い部屋で食べてもらった。しかし、近年いわしの漁獲量が激減。同店の水槽に泳ぐいわしが少なくなった。それでも「いわし亭」の名を守るため、いわし料理は天ぷら、グラタン、だんご汁、ギョウサなど約50種類におよぶ。
昭和60年、故郷、浜坂の七釜温泉に料理旅館「一久」をオープン。料理は浜坂漁港であがるカニがメインで、シーズンは大繁盛。組合の役員も多数が訪れた。
Pict2 長男・一久さんは昭和40年生まれ、早稲田大学文学部を卒業後、専務の肩書で店に入った。月給17万5,000円、息子といっても厳しい久治さんの姿勢がうかがえる。久治さん、7年前に腰を痛めてから第一線を退き、一久さんが名実ともに経営を引き継いだ。ランチタイムは午前11時30分からで日替わり定食700円、すし5貫とうどん付のすし定食1000円など。宴会は飲み物込みで5000円が多い。てっちりは6480円から。近くにある大学生のコンパなど3000円からOK。仕出し料理は昔ながらに知られる「つり舟」で受け付ける。
組合では平成22年に青年研究会会長となり理事に。その後、技術副委員長を経て現在まで情報化委員長。自分で店のホームページを作り、小まめに更新している。フェイスブック、LINE、ツイッターも行い常に情報を発信する。
久治さんはリハビリしながら住吉支部の会合などに夫人と共に元気に顔を出す。
【いわし亭】大阪市住吉区山之内3丁目3-6、tel.06-6691-0027。木曜日定休。
けいちゃん
ちょっとブレイク・・・すしと食の巷間談義・・・
なにわのグルメライターオヤジのけいちゃんが、
大阪の食事情や地域、お店のお話など紹介します。
NEWSすしおおさか すし屋万歳コーナーより
  • 店のお客が家族連れで行って「良かった」と言うので、吹田の出前のついでに寄って来た。
    万博公園、昔パビリオンが立ち並んでいたところに夢のような建屋群。こんな都市があれば毎日楽しいに違いない。邪魔するものが何もない、広い。この頃見ることが少ない若いカップル、子ども連れの若夫婦ばかり。年寄りは目立たなかった。水族館はユニークの極みだ。丸型の小さい水槽があちこちに置いてあって、魚はゴミみたいな小さい生まれたての子ども、原色のエビなど、網にかかっても足で踏みつぶしても気がつかない、感触がない。だから気にしなかった分、珍しい。その小さな魚が生きようと一生懸命な姿が素晴らしい。最後の方に神戸の花鳥園のように猿は走る、鳥は飛ぶ、ペンギン、カバ、トラもいた。この発想はなかなかで公の組織では出ない。若者の「これでええやんか」の設計が、天王寺動物園の100分の1位のスペースに凝縮して存在する。名前も「ニフレル」。それが皆、感動の声を上げているのだ。
    また来たいと思う。みんな見て回ろうと思うと2〜3日はかかるだろう。
  • なんてこった。京阪電車のガード下に1ヶ所、大人一人が通れる高さの所があるのに、ちょっと近道を優先してしまう。手入れも何もしてなくて、レンガの間にピョーンとシダやペンペン草が、そのガードの住民であることを大いに主張している。このガードをすり抜ける時、石ころか何かにつまずいて、レンガにでも手をついたならスーッとハリーポッターの世界に入っていけそうな、いつもそんなこと色々考えながら通っている。
    「ゴン」とか音は聞こえなかったのに、女生徒が目の前に赤い自転車で倒れていた。えっ、えっ、えっ、どげんしたっと!。気絶している。たぶんスマホかやっていて頭を思いっきりぶつけた。大変だ。抱き上げて場所をずらした。一瞬のことだが女性の体の柔らかい感触と濁りの無い清々しい香りを体感していた。頭をさすって立とうとしている。救急車は呼ばなかった。
  • ふと思った。これは映画の1シーンで、監督とかスタッフとかが、大勢見ているのではないか。この可憐な少女を助ける役柄は、私には似合わない。当たったところが神経が集中している急所だったのだろう。
    少し戻ってきたのでその場を後にした。でも気になる。大丈夫だろうか。いや、これでいい。
ページ上部へ UP
/ サイトマップ