令和5年2月20日号
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- 実践的な細工ずしを1冊に滋賀県・青山氏の本仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。組合価格 1,500円(税込)
通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK
野菜たっぷりヘルシー料理 ヘルシー外食コンテスト2022表彰式
井上会長「すしへの想い」講演も
- 大阪ヘルシー外食推進協議会主催の「ヘルシー外食コンテスト2022」の表彰式が1月25日、FOOD STYLE Kansai内で開かれた。
今回応募したのは33店。1次審査、府民によるWEB投票後、有識者らによる2次審査が行われ、入賞7メニューを決定した。
審査委員長の上野研二副理事長(大阪府調理師会)は「地域の野菜を調達しているのが良かった。工夫されてレシピも手が込んでいて素晴らしい。今後もコンテストに出品して、より良いお店になることを願っています」と審査講評。
表彰式終了後は、同協議会会長の井上正典氏によるセミナー「すしへの想い」をテーマに講演会が行われた。
井上会長は若き日、東京のすし店で修業。3年ほどで大阪に戻るが、すしの奥深さをもっと知りたいと、銀座の「きよ田」に入店。今の「おまかせコース」を作った師匠である藤本繁蔵氏の最後の弟子として働いた修業時代のこと、藤本氏を慕って小林秀雄、大佛次郎といった文化人、政財界の著名人が多数来店したことも話してくれた。
他、関西と関東のすしの違いについて、西は「すしネタ」東は「すしダネ」。シャリの砂糖と塩の割合は、関西・砂糖60、塩10、関東・砂糖10、塩60などといった話も。
最後に井上会長は「修業時代含めここまで続けられたのは、皆様のお陰であると日々感謝しています」と締めくくった。
年会費1,000円で万一の火災に備えて
全国すし連「火災共助会」、申込は3月31日(金)まで
- 全国すし連の令和5年度「火災共助会」への加入を受け付けています。年間1,000円の会費で万一の火災に備えてぜひご加入を。
支部でまとめて加入される場合は、加入される人数をまとめて、人数と名簿を事務局までTEL・FAX・メールでお知らせ下さい。個人で加入される場合も同様に事務局までお知らせ下さい。その後、締切日までに会費を納入して下さい。
▼該当期間 令和5年4月1日〜令和6年3月31日
▼共助内容 全焼100万円、半焼50万円程度(罹災証明書、現地調査する場合あり。
地震など天変地異には支給無し)
▼加入資格 組合員に限る
▼会 費 年間1,000円
【組合事務局】 TEL:06-6538-3121、FAX:06-6538-3122、メール:osaka-sushi@triton.ocn.ne.jp
《大阪育ちのこころちゃん通信》(57)
大阪府健康医療部生活衛生室 食の安全推進課
大阪版食の安全安心認証制度
〜食の安全安心の取組を「見える化」しませんか?〜
- 「大阪版食の安全安心認証制度」は、食の安全安心に積極的に取り組んでいる飲食店や食品製造施設、販売店を認証する制度です。
大阪府が定めた食の安全安心への取組みの基準に対して、一定水準以上の取組みができている施設が認証の対象です。認証を取得するためには、大阪府が指定する第三者機関(認証機関)に申請し、審査が通れば認証され、認証書と認証マークが交付されます。【認証マーク】
認証を取得するメリットは次の点が挙げられます。
▽認証基準の項目が具体的に挙げられているので、全従業員に取り組むべき内容を理解いただけます。
▽従業員一人一人が認証基準に取り組むことで、お店全体の衛生管理の水準が向上します。
▽内部点検と認証機関による外部点検のダブルチェックにより、施設の弱点が分かり、改善できます。
▽認証マークの掲示や大阪府ホームページ等での認証施設の公表により、事業者の食の安全安心への取組を消費者にアピールできます。
このように認証を取得することは、消費者の皆さまにとって安心して利用できるお店の証にもなります。
認証取得の対象となる施設は飲食店であれば、地域に密着した小さなお店から大規模なチェーン店に至るまで、また食品製造施設も家族経営の小さな施設から高度な設備を持つ大工場まで、規模にかかわらず取得することができます。ぜひこの機会に「大阪版食の安全安心認証制度」を取得してみませんか?(詳細は、下記府ホームページよりご確認下さい。)
■問い合わせ先
<大阪府健康医療部 生活衛生室>
食の安全推進課 食品安全グループ TEL06-6944-6703
https://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/ninsyou/
2人の思い受け継ぎ がんばってます 堺東支部 割烹司
炭火で焼いたうなぎが人気 ベテラン従業員がお店盛り立てる
- 割烹司(岡田八重子さん経営)は、副理事長だった岡田守雄さんと昭和44年に開業。その後、次男の伸行さんにお店を譲ったが、8年前に45歳の若さで亡くなった。守雄さんも旭日単光章を受章した翌年の令和2年に帰らぬ人に。そして八重子さんがお店の代表に就任し、お店を盛り立てていくことになった。
伸行さんが亡くなり、従業員の岩本雅さんが組合青年部に参加するようになった。岩本さんは、手に職をつけた仕事がしたいと高校卒業後に入店。伸行さんの厳しい指導のもと、修業を重ねた。
従業員は岩本さんの他に職人さん2人、パートさん8人。皆10年以上のベテラン。伸行さんの妻ゆきさんは、仕出しの手伝いやお店の表回り、経理を担当。八重子さんがいない時も安心してお店を任せられる存在だ。
お店は夜のみの営業だったが、コロナの影響でランチ営業を復活。葬儀会社の料理も引き受けており、定休日は水曜日だが、仕出しは年中無休で営業している。
ランチメニューは、にぎり7貫と細巻の寿司定食、4種盛りの造り定食、天麩羅定食(共に茶わん蒸し、赤だし付き各1000円)。にぎりは2貫330円から。人気メニューはダントツでうなぎ。うなぎは三重県産の養殖を使用、炭火で丁寧に焼いている。1匹半入ったうなぎ丼松は5000円。竹3410円、梅1870円。鰻蒲焼きがついた松花堂懐石は5000円〜。法事の席や出前での注文が多い。鍋ものはうどんすき、カニすき、てっちりの他、伊勢海老、あわび、さざえ等が入った山海ちゃんこ風ピリ辛鍋の寿多皆鍋(スタミナなべ7700円)には、お店オリジナルの司巻が付いている。きゅうり、しいたけ、かんぴょう、カニが入ったお寿司で、ちょっと甘めの仕上がり。開業当時からあるメニューで、あっさりを好む方に人気だ。
客層はファミリー、会社関係、友人関係など、法事、結納、お宮参りで利用する方も。遠くは神戸や和歌山からご夫妻で来店され、家族ぐるみのお付き合いだとか。ほとんどのお客様は紹介で来店し、その方がまたお客様を呼ぶという。お客様も世代交代し、子供さんが大人になって、家族を連れて来てくれる。職人さんも皆気さくで、お客様も安心して来店できるというのもある。「お店に入ると、お客様が好きで来てくれているんやなあと感じます。常連さんに多く来ていただいて、ありがたいです」とゆきさん。
岩本さんは昨年10月に開催された、すし技術披露会で見事金賞を受賞。
「20代の時に初めて出場した時は、時間内に作り上げるのが精いっぱい。金賞を受賞して率直に嬉しく、びっくりしました。これから先もずっと勉強。自分自身も技術力をアップし、技術を受け継いできたので、今後コンクールに出場する若手の為に、育成にも力を注ぎたい」と岩本さん。
八重子さんは「息子、主人亡くなった後、本当に皆よく頑張ってくれて頭が下がります。皆が、頑張ってお店を盛り立ててもらって今があります」と話してくれた。
【割烹司】堺市中区深井清水町3459。営業時間:昼・午前11時30分〜午後1時30分、夜・午後5時〜11時(土日祝は〜10時)、水曜日定休。
すしや万歳
少し寒さが和らいでくると、淀川堤防周辺が賑やかに成る。鳥の数が急に増える。城北公園は、鳥が小魚を食べ易い様に、網で魚を囲ったり、止まり木を作るなど色々工夫して、鳥がたくさん来るよう皆んなで応援している。
珍しい小鳥の写真を撮るのに、カメラマンが十人位、常に構えている。メジロ、インコ類、キレイなルリ鳥、ひばり。他にもまだ見た事がないような鳥が見れます。詳しい方はぜひ来て下さい。小鳥達を狙う、イヌワシの急襲も見れますよ。空気も旨いです。大阪の楽園です。
母が作ってくれた、七五三の服。自慢気に写真に収まっている。父の軍服をつぎはぎして作ってある。非常に上手く出来上がっている。私も好きで、この服ばかりを着ていた様だ。手元は水鼻をふくものだから、テカテカに成っていたが。
終戦当時、皆んな貧乏だ。食べる事が満足に出来ない人ばかり。そんな時から、贅沢品を売るすし屋を営んでいた。巻ずし、バッテラ50円。にぎり100円位だった。カウンターで出すすしは、一皿2カン10円。それでも遠足・運動会の時は良く売れた。急に買いに来るとシャリが無くなり、カマドにトロ箱の木をくべて、客の注文が有ってからシャリを炊くのだ。間に合う訳がない。子供皆んなで手伝った。でも何とか生きのびた。
親と一緒にワアワア言いながら、楽しく働けた思い出は、我が人生最大の幸せで有る。
久しぶりに郵便局に行ったら、「旭わがまちお宝」認定店舗のお菓子屋のケーキを、当局限定販売として売っていた。他にも、物品販売のパンフレットが壁一面に置いて有る。昔の郵便局と全然違う様子だ。
コンビニでも仕出し承りますのパンフ、他の商店ももう形振り構わず猛り立って、やれる事は何でもやる。皆、必死だ。
国際的にも給料を上げねば、所得を上げねばと言うけれど、傍が何と言おうと、我々はこれでもう十分だ。平和が良い。小さいかも知れないが、今の幸せが良い。お金も多い方がいいかも知れないが、今で十分。
こんないい国に生まれ、こんないい時代に生まれ、世界で一番、幸せな民だと思う。