令和4年2月20日号
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- 実践的な細工ずしを1冊に滋賀県・青山氏の本仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。組合価格 1,500円(税込)
通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK
大阪育ちのこころちゃん通信(51)
テイクアウト・デリバリーを始める飲食店での食中毒予防について
- テイクアウトやデリバリーでは、店内飲食に比べて調理してからお客さんが食べるまでの時間が長くなるため、食中毒のリスクが高まります。
手洗いや調理者の健康管理など普段から行っている衛生管理に加え、次の点にご注意ください。
- 【衛生管理のポイント】
- □テイクアウトやデリバリーに適したメニュー、容器を選定しましょう。
- 鮮魚介類などの生もの、半熟卵、レアなお肉などの提供は避けましょう。
- 水分を切る、よく煮詰める、浅い容器に小分けするなど傷みにくい工夫をしましょう。
- 使用する容器は、油や酸への適性など、メニューに適した材質の容器を使用しましょう。
- 容器は、埃や異物等が付着しないよう衛生的に保管しましょう。
- □お店の規模や調理能力に見合った提供数にしましょう。
- 注文を受けてから調理するなど、食べられるまでの時間を短くする工夫をしましょう。
- 容器への盛付は、清潔な場所で行いましょう。
- □調理後はすぐに提供しましょう。
- 食中毒菌は、20〜50℃の温度帯でよく増えます。
- 持ち帰り時の保冷剤の使用、保冷・保温バッグによる配達など、適切な温度管理(10℃以下又は65℃以上)ができるよう工夫しましょう。
- 購入した食品は速やかに食べるよう、お客さんに伝えましょう。
- □食物アレルギー等の情報提供に努めましょう。
- 持ち帰って食べるお客さんにも伝わるよう、口頭、店頭掲示又は容器にシールを貼るなどの方法で、食物アレルギーや消費期限、保存方法などの情報提供に努めましょう。
事業復活支援金
個人・最大50万円、法人・最大250万円
- 新型コロナウイルス感染症により、大きな影響を受ける中堅・中小・小規模事業者、フリーランスを含む個人事業者に対し、事業規模に応じた給付金が経済産業省より支給される。
給付対象者は、
①新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者
②2021年11月〜2022年3月のいずれかの月の売上高が、2018年11月〜2021年3月の間の任意の同じ月(基準月)の売上高と比較して、50%以上又は30%以上50%未満減少した事業者。
給付額は、基準期間の売上高―対象月の売上高×5ヶ月分で、個人・最大50万円、法人・最大250万円。
申請は「事業復活支援金」ホームページで。
https://jigyou-fukkatsu.go.jp/
問=事業復活支援金事務局(℡0120-789-140、午前8時30分〜午後7時、土日祝日含む)
事前確認、無料でサポート
中央会が申請支援
事業復活支援金の申請には、登録確認機関による「事前確認」が必要となっている。
全国生活衛生同業組合中央会では、事前確認・パソコンでの申請サポート等を日本行政書士会連合会の協力を得て、無料で行っている。
専門家支援を希望する方は、1月号の機関紙に同封している「事業復活支援金等専門家(行政書士)支援申込書」に必要事項を記入の上、全国生活衛生同業組合中央会へFAX(03-5777-0342)。
申込後、組合中央会・全国指導センターから、確認の連絡が届く。
サポート申込FAX送付期限は、令和4年3月末日までなので、お早めに申し込みを。
受動喫煙防止条例、段階的施行の延期求める
連合会 大阪府に要望書提出
- 大阪府飲食旅館生活衛生組合連合会(井上正典会長・鮓商組合)は、大阪府受動喫煙防止条例の2022年4月及び、2025年4月に予定されている段階的施行の延期を求める要望書を2月16日、大阪府知事あてに提出した。
今年4月1日から適用される「従業員を雇用する飲食店は、客席面積に関わらず原則屋内禁煙に努める(努力義務)」、そして2025年4月1日から適用される「客席面積が30㎡を越える飲食店は、原則屋内禁煙(罰則あり)」が段階的に施行される。しかし、条例制定時には想定されていなかった、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に起因する飲食事業者の不安定な経営状況を理解してもらい、府内経済がコロナ禍から完全に回復し、かつ飲食店への十分な支援制度が整うまでの間、延期を求めたもの。
徳永愼市大阪府議会議員(自民党大阪府議団幹事長)の尽力で、連合会から大阪府に対し、2月議会に向けて面談の機会を実現した。連合会からは、井上会長はじめ、麺類・料理・飲食・喫茶・旅館ホテル・社交組合の理事長、副理事長、事務局長が参加し、大阪府議会議員の徳永議員、原田亮議員(自民党)、西野修平議員(〃)とともに、大阪府健康医療部・勝見友一課長、安田課長補佐らと面談した。
今回、延期の確約は取れなかったものの、各組合理事長・副理事長は飲食店の現状と、条例の2022年4月一部施行の妥当性、コロナ・受動喫煙防止対策に関する飲食店への支援策等について意見と要望を伝え、また自民党府議会議員の方々からも延期への理解と、大阪府に対しても連合会の要望への理解を求めた。ただ、大阪府としてはあくまでも、段階的施行の姿勢は崩していない。
面談終了後は、勝見課長へ井上会長より要望書が手渡された。
すしや万歳
お客は女性9割(に見える)。二人連れ、グループ全て女性陣。まだオープンして2年くらいか。ホワイティうめだで、ぐる〜っと一周する程並ぶ店が有る(博多、第三ビルの下にもある)。それが午後2時〜3時くらいから行列が始まるのだ。
皆様もSNSとかで良くご存知かも知れないが、「さしす」と言うすし酒場だ。コロナでシャッターを閉めている所が多い中、客が殺到しているのだ。それは異常なほどだ。並ぶ人には皆先に、メニューを渡している。レジと直結した明朗会計。これも女性には効いていると思う。でも看板がすし屋で、こんなに女性達が来るというのは、未だすしは永遠のヒット商品なのだ。皆が注文しているのは、「とろ鉄火巻」、「トロサーモン巻」、赤えびを重ねている「エビ7」。どれもものすごい量だ。とろなどネタに切ると、8〜10カンは切れそうなくらいだ。他の一品も安価でユニーク。どれひとつとっても、『女性が満足ゆく』に徹底している。鱈腹食べて飲んで、一人3000円くらいか。これは繁盛するはずだ。
皆さん、一度は行って下さい。商売のいろはを再認識するはずです。
海の表面がざわめいている。小鯵が走り、いわしも。さよりが群れで、プランクトンを追いかける。ホタルイカが山陰で初出荷。鯖もボチボチ体の脂を落とし、スリムに。公園では紅梅が満開で、他の草花も咲き誇る準備でやっきだ。桜も蕾を大分ふくらませてきた。鳥や虫達も嬉しそうだ。自然の営みは、常に正確なのだ。
人間は風が吹けば台風だ、雨が降れば洪水だと大慌て。そして意見が違うと、今度は戦争だと殺し合う。主義主張が違うと言う事は、そんなに大変な事なのか。人間一人一人、皆違うのではないか。領土と言っても、元々地球の持ち物やで。お前のもんと違うで!!
少しの間(一億年位)静かに落ち着いて楽しんで生きてみませんか。今は最高です。
青年研究会の会合で、東京のトップを走る経営者の話だった。『高価で美味な魚達を、毎日身を切る思いで握ってます。必死で商いをしております。ご賞味下さい』。
商いは牛のよだれ的だったらダメ。一年決戦と決めて取りかかれ!! 勝負はそんなに時間はかからない。一瞬ではないが、その覚悟だ。他店とは絶対的に勝っている商品を作る。商売で儲けようと思うな。原価を気にするな。女房を働きに出してでも、なんとか食っていける程度にしとく。それくらいの商いをしてたら、客は黙っていない。食べに行かな損となる。噂になり、メディアが騒ぎ、繁盛店に。こんな方程式だ。
アッ、そうか。商売は意外に簡単。ぜひ今からでも、すぐ。