平成28年5月20日号
第681号
 
 
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実践的な細工ずしを1冊に 滋賀県・青山氏の本

仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。

組合価格 1,500円(税込)
通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK
ほぼ半数の参加者に景品
8月4日(木)、アサヒスーパードライ梅田「納涼ビアパーティー」に参加を
組合では第11回「納涼ビアパーティ」を下記の通り開催します。ビール、日本酒、焼酎、ワインなどお酒とソフトドリンクは飲み放題、毎回の抽選会では組合が用意した佐賀牛や静岡メロンなど豪華景品、商友会会員商社提供の賞品など、参加者のほぼ半数が当たると毎回大人気、楽しい企画も用意しています。真夏の午後、組合員、従業員、家族、お客さんらと語りあう楽しいひと時に多数ご参加を。
▼日時 8月4日(木)午後1時から受付、1時30分開会(約2時間半)
▼場所 アサヒスーパードライ梅田(大阪市北区の梅田新道交差点角、
    ニッセイ同和損保フェニックスタワー地下1階)
▼会費 1人5,000円
▼申込 7月21日(木)までに支部でまとめて組合事務局、
    tel.06-6538-3121へ
信楽で近江牛と松茸あばれ食い
9月13日(火)、日帰りバスツアー 家族、従業員、お客を誘って
信楽で近江牛と松茸あばれ食い組合の第6回「日帰りバスツアー」が9月13日(火)、滋賀県信楽の「松茸屋 魚松」へ松茸と近江牛のあばれ食いに出かけることになった。テレビでも放映され、観光バスが毎日何台も訪れる話題の店。牛肉や松茸が食べ放題で、その出し方などサプライズが人気。この際、牛肉を思う存分食べたい方、特に若い家族、従業員、お客さんを誘って参加を。信楽焼工房への立ち寄りも楽しみ。
▼開催日 9月13日(火)
▼行き先 滋賀県甲賀市信楽「松茸屋 魚松」
▼参加費 1人13,000円(バス定員40人の場合)
▼申込み 8月15日(月)までに支部でまとめて組合事務局、
     tel.06-6538-3121へ。(出発時間、場所などは次号で掲載)
熊本のすし仲間に義援金を
6月末までに支部でまとめて事務局へ
4月14日と16日、熊本県で発生した震度6強の大地震は、今なお1万人を超える人たちが避難所生活を強いられています。大阪組合では、甚大な被害が出ている被災地のすし組合員を少しでも支援できればと義援金の拠出をお願いしましたところ、早速、数支部からご協力いただいています。寄せられた皆様からの義援金は、全国すし連を通じて被災県組合にお届けします。拠出期間は一応、6月末とさせていただきます。大変な目に遭っておられるすし屋仲間を応援するため、組合員皆様の温かいご協力をお願いします。
平成28年5月20日
理事長 井上正典
役員一同
がんばってます 北区南森町 すし芳
北区南森町 すし芳1店主の中ノ上公起さんは昭和46年生まれの44歳。鹿児島県出身の父親が約30年間、すし屋激戦区の北区・天六で営業していたが、高校を卒業したばかりの19歳の時、突然他界。何の知識も技術もないまま店を引き継いだ。1年後に天六の再開発で立ち退きになり、現在地の北区南森町へ移転。料理の知識習得は料理本による勉強と食べ歩き、すし屋だけでなく割烹、フランス料理店などを回った。
店がある南森町西側は、ビジネス街。開店当初はうどんや丼物なども販売したが売上げは今いち、3回改装し、悩み抜いた末たどり着いたのが、ネタケースを取っ払い、営業方針を180度変えた今のスタイル。店はカウンター8席。店内にメニューなど一切なく、民芸作家・河井寛次郎直筆の軸「總テヲ出ス出シ切ル惜シミナク出ス」があるだけ。「これこそのが私の仕事の気持ちです」と中ノ上さん。お客の7〜8割は外国人だという。外国人同士の口コミ、7年連続掲載されているミシュランガイド、シティホテルのコンシェルジュの紹介が多い。会話は「片言の英語で何とかコミュニケーションできるようになりました」と。
北区南森町 すし芳2 料理は全て2万円からの「おまかせ」。5月のある日のメニューは、突出しの生シラスとアンチョビ(イワシの塩漬け)に続いて、平貝のチーズ振りかけ、メインはカツオまたはヨコワの藁焼きなど。それぞれの魚介料理に合わせて、それを握ったすしを提供するのが寿し芳スタイル。「何度も来日する外国人は、驚きと感動を与えなくてはリピートはありません」と中ノ上さん。デザートに提供するサクランボは1箱1万円する山形産が食べ放題だというから驚き。お酒は広島、静岡の日本酒を中心に用意、外国人にも人気だという。ミシュランガイド2016では「シャリは全てのネタの旨みと米の甘みとの調和を図るため赤酢と米酢の2種で仕込む。おまかせはすしとつまみがバランス良く供され、ネタも豊富。しめ鯖は最初にわさびと醤油でシンプルに、次に藁で燻して香りを味わい、最後は笹ずしで食べ比べが楽しめるなど、包丁使いが光る」と。
既存のすし店について中ノ上さんは「よく景気が悪い、ヒマだと聞きますが、どんな時代でも繁昌している店は必ずあります。景気のせいにせず、なぜ自分の店が流行らないのか、すし屋の常識にとらわれず考え直してみられては」と話す。
中ノ上さんは身長180cm、体重109kg、一見強面だが、カウンターに白いエプロン姿で立つと優しい料理人にの顔になる。
【寿し芳】大阪市北区南森町2丁目3・23、南森町ビル1階。
tel.06・6361・0062。不定休、予約が入れば昼間から営業。
畳はリースが超お得!
ふすま、障子 張り替えも
畳、ふすま、障子の専門商社、タバタ(株)(田端雅司社長=一級畳技能士)の畳リースが安くて、いつもきれいと人気。
樹脂畳・和紙畳・本イグサ畳の中から選べ、リース料金は1畳当たり月300円(税別)。2年半目に新調畳と入れ替えてくれる。契約期間中にタバコの焦げ跡などによる表替えは実費5000円(1畳当たり)のみ。畳の大きさ、複雑な角の切り込みなどにも無料で対応する。堺市にある本社工場では、職人技と、コンピュータを駆使した最新技術で仕上げる。
また、畳だけでなく、ふすま・障子なども組合員特別価格で引き受けている。商友会に入会後、同社で畳替えなどした店では「タバコの焼け焦げやメンテナンスにも、すぐ対応してくれるので助かります」と話し、組合員の利用を呼びかる。
本社は堺市西区草部692番地、tel.072・274・2786、
お客専用フリーダイヤル tel.0120・71・3364。(組合担当は島さん)。
すしや万歳
お客が三重で1.5mもある真鯛を釣ってきた。魚の集まるポイントを知っているらしくて、いつもボウズはない。見事なこの鯛、腹の中にはビッシリと子を持っていた。腹の子に栄養を取られていたのか、味は大味で美味ではなかった。
今、この時期は魚の出産ラッシュで、サバ、アジ、サワラ、マグロも皆、子持ちである。獲られた本人は残念だったと思う。この子供達を産んで育てたかったろうに!妊娠中は食事も旺盛であるために、日頃よりよく捕まる。
非常に難しい出産、育児の海の中、沢山の子供を産んで何匹生きるのか。想像を絶する覚悟であろうに。この時期、1ヶ月だけ禁漁にできないか。いつも思う。海の中も地上も皆、助け合わねば、みんな同時に滅んでしまう。
友人が北海道の礼文島、利尻島に行きたいと言うので、店を3日間連休にして行って来た。2泊3日で5万円、安い。
遠いがさすがにここまで来ると、北海道は美しい自然(桜が満開だった)、肥沃な土地、命あふれる広大な海、何気ないところの磯の石にも、コンブは密集して生きている。波止場のコンクリートにも岩がきが、所狭しとくっついている。そして、その隙間に柴咲うにがビッシリとくっついていた。
漁師に聞くと「岩がきなど食わん」と。でも稚内、礼文で食ったうに、全然味が違う。我々が今まで食べていたものは何やったんや。固さ、大きさ、甘さ、「こんなうに食ったことない」3人の感想。ここだけはもう一度来たいなあ。器からこぼれるほどのうに丼、食べてみたいな3人揃って。
我々に今必要なのは常識を打ち破る力、並では何の力にもならん。従順では何にもならん。変人、奇人が変化させる力になる。今まで何度も無気力の時代はあって、でも何度も乗り越えてきた。日本という国は、そんな一人一人の頑張りが作ってきた国。ゴミを出さない生活、電気を必要としない暮らし、家族が一番大切な日常。これ実行して世界にお手本を!