支部、組合員に是非についてアンケート調査
賛成?反対?その理由 3月末までにFAXを!
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組合では回転ずし店の組合加入勧誘とすし券取扱いの是非について、支部を通じて組合員のご意見を聞いています。すし業界にとって回転ずしは大きなシェアを占める現在、回転ずし業界と共存すべきか、伝統を守って独自路線を貫くか、すし業界にとって一つの岐路に立っているともいえます。各支部へお送りしたアンケート用紙に必要事項をご記入の上、組合事務所、
FAX:06-6538-3122へ回答をお願いします。
回転ずし店に関するアンケート
1、回転ずし店が組合に加入することについて賛成・反対、その理由
2、回転ずし店が支部に加入することについて賛成・反対、その理由
3、回転ずし店の「すし券」取扱いについて賛成・反対、その理由
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活発な意見交換 |
3月10日、定例理事会を開催した。その終盤、「回転ずしの組合加入とすし券取扱い」の是非について話し合われた。主な意見は―
◎すし券は、コストを徹底する回転ずし業界は扱わないのではないか ◎すし券を買ってもらわないと組合のメリットはない ◎消費者がすし券を手にすれば、組合員店より回転ずしへ行く ◎市内に回転ずしが7店でき、店を閉めた組合員店が5店ある ◎消費者調査ですしを食べに行く81%は回転ずし、19%がわれわれの店。この現実をどう受け止めるか ◎われわれが、時代に対応した店づくりを考えるいい機会ではないか
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賛成、反対ほぼ半々 全国すし連が全組合員にアンケート |
全国すし連が昨年10月、各組合に対して「回転ずし店のすし券取扱いに関するアンケート調査」を実施、3月8日に開かれた全国理事長会議で結果が発表された。
それによると、「組合で回転ずしを経営する組合員の有無」については、「いる」が18組合(49%)、「いない」が19組合(51%)。組合加入の回転ずしの店数は62店。「組合加入の回転ずし店のすし券を取扱い状況」では、「あり」が14組合(78%)、「なし」が4組合(22%)。組合加入の回転ずし取扱い店数は47店。
各組合から寄せられた回転ずしのすし券取扱いに対しては、すし業界活性化のために賛成とする組合がある一方、絶対反対とする組合もある。
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賛成です |
▼すし券の取扱いが増えれば組合の利益に。 ▼一般的なすし店と回転ずしを区別していない。回転ずしは来店数が多いので、すし券の利用頻度も高くなり組合のメリットも高い。 ▼組合に加入しすし券を扱うなら回転ずしの加入も可。 ▼固定観念から脱出するため、回転ずしのすべてにおいて見習い参考にすべき。すし券を取扱ってくれれば流通し、一般客の利用も増えるはず。 ▼回転ずしも組合に加入を認めた方がいい。新しい〈風〉を取り入れて組合存続を。 |
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反対です |
▼組合加入、すし券取扱いにも反対。組合の存続にかかわり、崩壊につながる可能性もある。 ▼回転ずし側から申し出があった場合は検討するが、こちらから勧誘する必要はない。 ▼全国的に展開する回転ずしの組合加入は反対するが、地元で展開する回転ずし全店が加入するなら、すし券取扱いを認める。 ▼すし券取扱いは一般のすし店のみ、今後も変える予定はない。 ▼基本的には反対。すし券は組合員のための事業、回転ずしはすし券販売に努力しないだろう。組合員店が経営に努力しないで回転ずしをあてにするのはいかがなものか。 ▼回転ずしの組合加入を組合員に説得するのは難しい。 ▼回転ずしの組合加入、すし券取扱いは、今以上にお客が流出するので希望しない。
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