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第571号
 
 
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実践的な細工ずしを1冊に 滋賀県・青山氏の本

仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。

組合価格 1,500円(税込)
通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK
3月定例理事会
 井上副理事長を新理事長候補に(総代総会へ推薦決める)
組合の3月定例理事会が8日午後、副理事長会、執行部会に続いて開かれ、新理事長候補に井上正典副理事長を推薦することが決まった。昨年10月、半田理事長が脳出血で倒れられ、その後、復帰を待っていたが、ご家族から「理事長を辞任したい」との申し出を受け、新年度に向けて新理事長候補の推薦を行った。また、すし券については新年度も全組合員40枚の割り当てにご協力願うこととなった。
東京で「すし正統技術披露会」
 若手60余人が腕競う 〜大阪の4選手も健闘〜
全国すし連(森茂雄会長)の「すし正統技術披露大会」が2月27日、東京都墨田区のすみだ産業会館サンライズホールで開催された。これまで4年ごとに開いてきた全国すし技術コンクールに替わり、日本の伝統食すし技術継承振興事業として開かれた。
会場前で森会長らによるテープカットに続いて北海道、東北、関東甲信越、東京、中部、近畿、中四国、九州各ブロックから推薦された選手が拍手に迎えられて入場。米国から3人の調理師も参加した。
競技は、多数の観客と審査員の厳しい目に見守られながら進められ、ほとんどの選手が制限時間ぎりぎりの仕上がりで、なかには時間切れも。
審査の結果、巻きずしの部1位は野瀬康行さん(長崎県・小吉)、2位は竹沢孝さん(東京・金太楼鮨)、3位は永山庄蔵さん(同・同)。にぎりずしの部1位は、奥田有広さん(東京・金太楼鮨)、2位は荒井大心さん(新潟・よしの寿司)、3位は荻野寿彦さん(東京・金太楼鮨)で、奥田さんには内閣総理大臣賞が贈られた。
大阪の出場選手は、にぎりずしの部の福岡さんが健闘し銀賞を獲得、あとの3人には敢闘賞が贈られた。

大阪から参加した4選手(手前)と
(右から)審査員を努めた藤井技術副委員長と中野、井上、大開副理事長ら
にぎりずしの部で銀賞に輝いた福岡さん
森会長から賞状とトロフィーを受賞した。
「にぎりずしの部」で銀賞に入賞した福岡さ
んのきれいな作品。惜しくも金賞を逃した
開会式で出場選手60人が勢揃い、
闘志を秘めて正統技術披露会に臨んだ
審査員と満場の観客を前に、限られた
時間で所定の作品づくりに頑張った選手達
競技のあと、できあがった作品に参加者
らは注目、審査員はさらに細かくチェック
会場では、ベテラン調理師による笹切りの
実演も行われ、見事な技にただただ感心
ノロウィルスの感染予防対策
 従業員の健康管理も
大阪ヘルシー外食推進協議会(椋本彦之会長)が2月20日、大阪市中央区の薬業年金会館で「外食アドバイザーのための研修会」を開いた。同会が進める『健康づくり応援団の店』加盟店や調理業務に携わる約100人が参加した。
今回のテーマは「ノロウィルスの基礎知識と感染予防対策」と「食品衛生に関する情報提供『グリストラップ』について」。本紙では飲食業者に関心の高いノロウィルスについての講演概要を取材した。講師は大阪食品衛生協会専務理事の殿元正徳氏。
感染予防対策は、感染源対策、感染経路対策、感受性対策が3要件。このうちのどれかの対策に成功すれば発生、流行は収束する。
ノロウィルスによる食中毒や感染性胃腸炎の予防は大変困難でありこと、年間を通じて発生することを頭に入れ、各人が十分注意し、特に体力の弱い高齢者や子供の場合、死者が出る場合もあるので、くれぐれも注意が必要。
毎週火・金曜日には、食品衛生協会で相談も行っているのでご利用を。
TEL:06-6226-5390
自社でのIT活用について
 恐れずパソコンを
パソコンを仕事に生かすにはどうすればいいかーー
(財)大阪府生活衛生営業指導センターは3月5日、各組合の特別相談員と事務局職員ら約70人を集め、本年度2回目の研修会を開いた
テーマは「自社でのIT活用について」で、講師は石田経営サポートオフィス代表・ITコーディネーターの石田勝氏で、「5年後、10年後、パソコンを使えない商売は必ず不利になる。恐れず、まずパソコンが好きになること」と、IT関係の講演としてはわかりやすく説明した。
パソコンのない人は早急に買うべき。最近はずいぶん安くなっており、1人1台は原則、出来れば仕事用とプライベート用の2台ほしい。今はやりのテレビやDVDが観られるものは必要ない。XP以前のパソコンはすぐ捨てること。仕事用はノート型はダメで、デスクトップを。
独立行政法人・中小企業基盤整備機構近畿支部の中小企業・ベンチャー総合支援センターでは、税理士や中小企業診断士ら専門家がIT化や経営全般に関する相談に応じている。問い合わせ、申し込みはTEL:06-6910-3866
   
「パソコンが使えないと数年後、
商売が不利になる。恐れず、楽しんでチャレンジを」と石田氏
吉野寿司が三越 銀座店に常設店
江戸時代創業の大阪ずしの老舗、吉野寿司(東支部・橋本英男氏=広報委員長)が、3月1日から東京の三越 銀座店地下2階の食品フロアに常設店をオープンした。
伝統の箱ずしをメインに、鯖ずし、穴子ずし、ちらしずしなど大阪ずしを販売する。橋本氏は「大阪ずしのおいしさを東京の人たちに知ってもらえれば幸いです」と話している。
商友会/新商品情報
 山田錦「杜氏鑑」〜きめ細かく芳醇な味わい〜
 
白鶴酒造の銘酒「山田錦」の新ブランド「杜氏鑑」(とうじかん)が新発売された。杜氏鑑とは杜氏のなかでも特に卓越した醸造技術を持つ人のこと。
杜氏鑑は兵庫県産山田錦を100%使用、杜氏鑑の技で清酒本来のうまさを追求したお酒で、きめ細かく芳醇で、まろやかな味わいが特長。冷やしても燗しても至極の味が楽しめる。
1.8リットルびん、アルコール分1.5〜1.6度。希望小売価格は、1,963円と求めやすい価格も自慢。問=出入りの酒屋さん、または白鶴酒造大阪支社 TEL:06-6443-8601 真鍋氏へ。
支部だより
 熊野古道から勝浦温泉へ 〜枚方市飲食連が総会旅行〜
枚方市飲食業生活衛生組合連合会(小野友明会長=すし支部長、すし・喫茶・飲食組合員180店)が2月20・21日、南紀方面に第29回総会旅行を行った。参加者は各店のお客を含む60人、バス2台で出発した。
一行は、まず道明寺で安珍清姫いわれの法話を聞き参拝。田辺から熊野古道に入り滝尻王子で散策後、中辺路から熊野本宮を経て勝浦温泉「かつうら御苑」へ。入浴後、総会を開き、年度変わりに伴う諸議案を可決した。
小野会長は「昨年末、連合会の創立30周年記念事業としてホームページを立ち上げ、会員店を紹介している。また、飲酒運転の取り締まり強化に対応し、代行運転業者と提携した割引券発行を行っている。業界の経営環境が厳しい大変な時代、地元の飲食業者が力を合わせて頑張るしかない」と挨拶した。
熊野古道を回り、勝浦温泉のホテル
「かつうら御苑」前で記念撮影した
枚方市飲食業連合会の皆さん
すしや万歳
コーナン、イオン、大型スーパー、家電量販店が地域で助け合って生きてきた小規模店を踏みつぶす。スーパーが多すぎてやっていけるのかと思っていたら、やはりポツリ、ポツリとつぶれだしてきた。年末商品でかなりのロスを出したといううわさだ。地域のバランスを壊しまくって、いったい何のための競争なのか。
今、料理界でランク付け(フランス料理の星数で優劣をつける)の論議が賑やかだ。自国の食材を使って正当な料理を出せと、欧米、タイ、インドネシア料理、中国料理と日本料理等、全米3,000店、カリフォルニアに1,300店ある日本食店に各国同様、日本政府もランク付けをすると言ってもめている。
日本料理は現地でほとんどの物を調達し、米国の客をやっとつかんできたのに、ややこしいランク付けなど不要と言う経営者。海外で行うすしコンテストの作品を見ると、新しい発想で我々はかえって勉強になる。自国産業の輸出を伸ばすためはわかるが、客に支持される事が一番大事。