|
|
|
実践的な細工ずしを1冊に 滋賀県・青山氏の本
仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。
組合価格 1,500円(税込)
通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK |
|
|
|
理事会より |
『すし券』有効期限の確認を 〜換金は2007年2月末までに〜 |
|
組合の定例理事会が11月16日、大阪鮓会館で開かれた。
門口副理事長は開会の挨拶で「半田理事長が軽い脳出血で入院され、年明けには復帰されると思う。それまでの間、私が理事長代行を努めさせていただくことになった」と、正副理事長会の結果を報告し、理事長不在中の協力を求めた。
また、先の全国すし連静岡大会で表彰された人たちへの伝達式が行われ、門口副理事長から各受賞者へ表彰状、感謝状が手渡された。
■すし券委員会から(金町すし券委員長)
平成14年に発行のすし券(表面に「有効期限2006年12月31日」と記載)が今年12月31日に初の有効期限を迎える。お客様から受け取る際、レジ係の奥様や従業員の方に、くれぐれも期限の確認を習慣づけていただくようお願いします。
平成14年に発行のすし券の換金は、必ず来年2月末までにお願いします。(他府県から回ってきたすし券の換金手続きを2月末までに行わなければならない為。)
有効期限の到来にについては、これまでに理事会で何度も説明し、機関誌紙上でも毎月掲載。ポスターやチラシでもお知らせしてきたが、さらに念を入れ徹底するため、全組合員宛の文書を作成中。12月理事会の案内とともに同封するので、各支部でコピーの上、全組合員さんにお渡しいただきたい。
|
|
|
|
|
|
盛大に『第49回全国すし連 静岡大会』開催 |
すし券事業を協力に推進 〜「節分丸かぶり」は全国展開へ〜 |
|
第49回全国すし連「静岡大会」が11月8日、静岡市の静岡コンベンションセンター・グランシップで盛大に開催された。大会テーマは一般公募で選ばれた「富士の山 駿河の海とすし文化」。大会には約1,300人が参加し、式典のあと大会スローガンと宣言文を採択した。同大会には大阪から32人が参加し、雪化粧した美しい富士山を四方八方から堪能した。
大会会長の森茂雄全国すし連会長は「景気回復が大企業から中小企業に移りつつある折、美しい国日本の安全・安心伝統食すし業の今後の発展に期待します。」前置きし、全国すし連が取り組む諸問題について概ね次の通り説明し、理解を求めた。 |
▽
|
税制関係では、交際非課税の緩和、パート従業員の非課税上限を103万円から120万円に、消費税の課税店を年間売上1,000万円から2,000万円以上に。 |
▽
|
すし券の発行金額累計が11億円を突破。この12月31日には初の有効期限が到来する。 |
▽
|
関西から広まりつつある2月の節分「恵方巻き」は、昨年、関東や北海道でも人気となり、今年度も全国すし連事業として販促に取り組む。 |
▽ |
伝統技術継承会 来年2月27日開催。 |
▽
|
4月 全米さくら祭 ワシントン、ニューヨーク、サンフランシスコ、ニュージャージー各地に支部が誕生 |
▽ |
第50回全国大会は、神奈川県で開催することに決定。 |
|
|
|
|
大阪から32人参加 大会旅行 〜素晴らしい富士山を堪能〜 |
大阪組合一行は大会前日の11月7日朝、難波で集合し観光バスで出発した。参加者は32人。半田理事長が参加されなかったことに寂しさはあったが、「年に一度見られるかどうかの美しい富士山」(土地の人)を四方八方から堪能し、終始なごやかな大会旅行だった。
|
|
|
|
|
趣向こらした組合出店コーナー 〜賑わった近代化・物産展〜 |
グランシップ3階では「物産展」、6階では「近代化展」が開かれた。物産展では、安倍川餅やわさび漬け、お茶など静岡を代表する名産品を販売。近代化展には金印物産、カネク、ミツカンナカノスをはじめ業界関係商社約70社が出展し、各営業マンが来場者に自慢の商品をPRした。
会場には、静岡組合が「にぎり寿司コーナー」「すし展示コーナー」開設。にぎり寿司コーナーでは解体したばかりのクロマグロを使ったにぎりずしを提供。
すし展示コーナーでは地元に江戸時代から伝わる「長門鮓」の復元展示と、れいとう。冷蔵庫の中に眠っている材料を使った突出しや一品料理をずらり40点展示し、来場者の関心を集めた。
また、清水商工会議所が2年前からスタートした「SUSHI世界フォーラム」の開催に向けての多彩な取り組みをパネルで等で紹介した。
|
|
|
|
|
|
組合が飲酒運転防止ポスター |
日本代行本社の協力で全組合員へ |
|
大阪組合が飲酒運転防止ポスターを作成した。組合員から店内に掲示するポスターをとの要望が多く、平井副理事長、橋本広報委員長、藤井情報化委員長らが知恵を絞り、お店にもお客にも配慮した文案を考えた。
キャッチコピーは「飲酒運転しない させない宣言の店」と大阪府鮓商生活衛生同業組合の名前。
このポスターは代行運転の(株)日本代行本社(本社=大阪市中央区島之内、商友会会員商社)の協力で製作され、全組合員に配布される。
組合では、店内の目立つところに掲示し、お客に飲酒運転の自粛を呼びかけてほしい、と要望している。
■ビール1〜2本で事故率何倍も 〜運転者は心律して〜
血中アルコール濃度が0.06%を超えると運転事故の可能性は2倍になり、0.1%になると6〜7倍に増える。
これは、ビールなら大瓶1〜2本、日本酒なら1〜号の量で、いわゆる「ほろ酔い状態」。飲酒の適量とされるほろ酔い初期でこうだ。
他人とその家族を不幸の底に落とすことが明白な飲酒運転、少しぐらいなら大丈夫と考えず、決してしていけない、誘惑に負けてはいけない。(アサヒビール発行「お酒との正しいつきあい方・ガイドブック」から)
|
|
|
|
|
|
<あゆみ> 井上幸一 (下) |
歌を詠み余生を楽しむ 〜わが人生は幸せだった〜 |
|
ライオンズクラブや業界の関係で、ヨーロッパやアメリカなど世界各地へ何度も旅行した。
昭和48年5月から6月にかけて、阿倍野支部の皆さんとアメリカへ12日間、旅をした。主な目的はモントレーのすし店「FUKISUSHI」を訪問すること。同店は阿倍野支部組合員で、近鉄阿倍野店のすぐ近くで「冨貴寿し」を経営する井尾匡秀さんが、アメリカに居住する縁戚の関係で開店した店。おそらく日本からアメリカに出店したすし店の第1号だったと思う。
振り返れば表彰状や感謝状をたくさんいただいた。特に昭和50年には厚生大臣表彰、59年4月29日には勲六等単光旭日章を賜り、家内とともに天皇陛下に拝謁出来た栄誉は生涯の喜びである。組合での長年の苦労が報われた72歳の春だった。組合でも盛大な叙勲記念パーティーを開いていただき、心から感謝している。
ふと思い出したのが、短歌を趣味にしている親戚の森口文子さんで、さっそく短歌とも川柳ともつかない歌を二つ三つ送ってみたら、わざわざ家まで来て下さり、いろいろアドバイスをいただき、以来、ボケ防止に拙い歌を詠んで楽しんでいる。
少し足が不自由だが、心はいたって元気な94歳。
わが人生は幸せだった。よき家内と出会い、よき子供に恵まれ、それぞれよき相手と結ばれ、店は繁盛したし、長生きしたし。
(終わり) |
|
|
|
|
|
生活衛生のページから |
ノロウィルスについて |
|
■大阪食協が研修会開く
(社)大阪食品衛生協会は11月8日、大阪市中央区の薬業年金会館で第16回「食品衛生研修会」を開催、組合からは土井青年委員長が出席した。
この講演は「残留農薬のポジティブリスト制の概要」(講師=近畿厚生局健康福祉部食品衛生課長・南昭宏氏)と、「最近のノロウィルスの現状とその対策」(同=大阪市環境科学研究所微生物保健課副主幹・後藤薫氏)
|
|
|
|
増えるお客からのクレーム 〜トラブル防止へ〜 |
|
■対応マニュアル作成
商売をしていると、毎日のように大小様々なトラブルが起きる。以前なら「まあまあ」「なあなあ」ですんでいたことが、最近は消費者の権利意識が強くなり、ちょっとでも納得できないと強く抗議され、「納得できない」「消費生活センターに訴える」などというお客も増えている。お馴染みさんなら許されることでも、新規のお客には通用しない場合があるから要注意。国の方針も消費者擁護の観点から消費者保護基本法を大幅に改正するとともに、消費者契約法、健康増進法、食品安全基本法、身体障害者補助犬法などを施行した。詐欺まがいの訪問販売や霊感商法、キャッチセールス、恋人商法などの多発も背景にある。
まず、トラブルを起こさないためのお店の体制を整えること、もしトラブルが起きた場合の対応マニュアルを確率することが大事。真摯にトラブルに対応することで、お店の信頼が増すこともある。 |
|
|
|
大阪ずしを絶やさないために |
おいしさ全国に発信 |
|
箱ずし、押しずし、ちらしずし、巻ずし、棒ずし、蒸しずし、これらはすべて大阪ずしといってよい。木型にすし飯を入れ、蓋をして、人の力で押しつける方法だ。鯛、海老、穴子、椎茸、きくらげ、錦糸玉子などが型の中に詰まり、それぞれの味付けに個性があるので、一緒に食べるときに毅然一体となった豊かな味わいが魅力だ。「ネタの新鮮さがなにより」というにぎりずしに比べ、大阪ずしは調理に手が込んでいるだけ、技術や味に対するこだわりが要求され、特にすし飯のでき具合で大きく左右されるという。
誇りをもった職人が、手間暇かけて作る大阪ずしは、大阪の食文化の一翼をになっている。大阪人も気づかないうちに大阪ずしが消えていた、という事態にならないように大阪ずしの美味しさを全国的にPRすることは、大阪人として当然のことかもしれない。(関西広域連携協議会と関西国際広報センターの「Kansai Window」ホームページから) |
|
|
|
|
激辛一言 |
すし屋を愛するお客から13 |
|
「十人十色」。一度行けば必ず顔を覚えている店がある。
そうかといえば、何回行っても初めてのような顔をされることもある。余りいい感じはしない。大きなチェーン店の話ではない。ごくごく近所にある普通の店の話である。
客の好みを知っておくことも大事なこと。そんなこといちいち出来るかと言われそうだが、客にとってはうれしいもの。また来てもらえることになる。
中にはうれしい店もある。客の好みを良く把握している。客の方も言いたい放題わがままを言う。でもイヤな顔一つせず聞いてくれる店。そうどこにでもある店ではない。
また、反対に同じものを注文しているのに、そのたびに出てくるものが違う。中にはこっちとえらい違いやな〜と、文句を言う客もいるが、そんなことを言おうものなら、逆に他の客から怒られる。今日はましな方やで、黙って食べ。「ハイ!」。客も客なら店も店。
このようなスタイルが好きな客にはいいが、キッチリと決まっていなければイヤな客もいる。どっちも来てもらいたいが、そうはいかない。客は盛り合わせ。
|
|
|
|
|
|