「近畿ブロック女性部の集い」が8月7日午後、大阪市都島区の太閤園で開かれた。近畿ブロックの婦人部会員が交流を深めようと、昨年、兵庫県組合婦人部の当番で初めて開かれ、今年、大阪の当番で第2回目を開催した。全すし連(東京組合)から森会長、高橋専務理事、長島婦人部長が出席した。
会議は午後2時、淀川亭に来賓の森会長らを拍手で迎えて開会。大阪組合の上野前女性部書記長の司会で、半田理事長が多数の参加に感謝の言葉と、太閤園のいわれを説明した後、「平成15年、全すし連の大阪大会が、万国博以来31年ぶりに開かれることになった。近隣府県の温かいご指導、ご協力を」を挨拶。武田女性部長は「昨年は兵庫県で立派な集いを開いていただき、今回2回目をお世話することになった。このような催しを通じて、近畿が仲良く手をつないでいければ幸いです」と挨拶。続いて森会長は、「東京の婦人部の集いは男性お断り、その点、近畿は大変なごやかでうらやましい限り」と笑わせた後、全すし連の最近の動きを報告した。高橋専務理事からは、近くすしのカロリー表を届けるなどの報告と、大徳寺大仙院の尾関宗園和尚の「檀越歌」の精神に学ぼうと訴えた。
この後、各組合の出席者の紹介と近況報告が行われた。兵庫組合からは楠理事長、小関女性部長はじめ16人。京都組合は川上理事長、杉田女性部長はじめ12人。滋賀組合は川西理事長、林田女性部長はじめ6人。そして大阪組合は役員、女子部会員ら25人。それぞれ総会の開催や展示会など組合の催しで活躍している様子を報告し合った。最後に来年の開催地として京都府を確認。沖本女性部書記長が「これからも皆さんと力を合わせて楽しい会にしていきましょう」と挨拶し、会議を閉会した。
花月堂・湯川氏が記念講演
今回の集いを記念し、湯川徳太郎氏の講演が行われた。同氏は千日前道具屋筋で看板、のれんなど飲食店関連商品を扱う花月堂の会長さん。約30年前から話し方を勉強、多くの企業や団体に招かれ講演するなど大忙し。今回のテーマは「関西商家のおかみさん」。大阪の商売は旦那より奥さんに学べ。特に食べ物屋は気配りが大切、「いらっしゃいませ」だけでなく必ず一言を添える。そして大きな声と笑顔が、奥さんのちょっとした努力がお客に満足感を与える秘訣と話した。また、出席者全員に湯川氏が書いた色紙がプレゼントされた。
懇親会は午後5時から迎賓館2回で開催。井上総務委員長が司会、京都組合から来年の集いへの参加呼びかけの後、門口副理事長が開宴の挨拶。東京組合の長島部長が近況報告と乾杯の発声を行って開宴。カラオケに合わせて合唱や踊りも飛び出し、各県入り乱れてなごやかな盛り上がりを見せた。
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